「今」を生き、そして「未来」に向けて設計された服

先日の【au CONCOURS】に続き、本日もNew Brandをご紹介。こちらもfrom LONDON。
SAVVAS ALEXANDER (サヴァス・アレクサンダー)は、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業後、2022年に自身の名を冠したブランドを設立。
テクノロジーがもたらす効率性と精度を、クラフトマンシップの知見と創造性と融合させ、現代のライフスタイルに適した、機能的かつタイムレスなワードローブを提案する。また、生産過程もデザインプロセスの一部として捉え、再定義が強く求められているファッション業界に変革をもたらすことを目指している。
イギリスはヨーロッパにおいて第4位の繊維廃棄物排出国であり、世界全体では年間200億着以上の新しい衣服が廃棄されている。
ブランドの中核にある”Future Localism”という理念。
これは、スピーディーなローカル生産を推進し、受注生産システムをより身近なものへと変えていくデザイン哲学であり、最高水準のラグジュアリーを維持しながら、無駄な廃棄や環境負荷を最小限に抑えることを体現している。
コレクションは知的かつモジュラーなアプローチで設計されており、シャープさと流動性をあわせもつシルエットは、サヴァスの愛するスポーツウェア、アヴァンギャルドなテーラリング、そしてテクニカル・ラグジュアリーから着想を得ている。また、着物袖やシンプルで構造の少ないパターンカッティング、そして細部への徹底したこだわりといった日本のデザイン思想からも影響を受けている。
モノマテリアルの合成繊維、レーザーカットのディテール、ノーヘム、ノージップ、革新的なマグネットクロージャーシステム。これらは、動きやすさ、適応性、そして長期的な耐久性を確保するだけではなく、縫製を減らし、分解や修理・リサイクルまで考慮されたアイデア。
サヴァスは”サスティナブル”を単なるマーケティング用語として使っているわけではなく、いま地球規模で起きている現実、そしてこの業界が向かう先にある課題や希望と真正面から向き合っている。
プロダクトのデザインだけはなく、その生産過程、使用される時間、そして役目を終えたあとのことまで、そのすべてを「設計」に反映している。
サヴァスのプロダクトは、いわゆる機能的なテックウエアというふうには自分の目には映らない。
この服は着ている瞬間だけではなく、長い時間軸であらゆる面で機能する可能性が秘められている。
kink online shop – SAVVAS ALEXANDER
キヨハラ

