最近のブログではCLASSのアイテムばかり紹介してしまっていましたが、今回はA MACHINEのアイテムをご紹介します。
近年の私のワードローブは、この2ブランドに支配されていると言っても過言ではありません。
もちろん、当店で取り扱いの有無にかかわらず、他のブランドにも欲しい洋服はたくさんあります。
それでも気が付くと、この2つのブランドの服ばかりを手に取ってしまいます。
なぜだろうと考えてみると、両者に共通しているのは「今これを買っておくしかない」と思わせるほどの強烈なクリエーションと、その継続性のなさにあるのかもしれません。
だからこそ、「今しかない」と感じてしまうのだと思います。
今回ご紹介するのは、そんなA MACHINEのアイテム2型です。

DRAWING SHIRT / DAVID HOCKNEY (Nick,Grand Hotel,Calvi,July1972)
まずは「DRAWING SHIRT / DAVID HOCKNEY」と名付けられたシャツ。
一見すると、形も柄も生地もすべてがごく普通のチェックシャツですが、よく見るとどこかに違和感があり、自然と目が留まります。

その名の通り、デザインの着想源はDavid Hockneyのポートレートシリーズ。
作品中で男性が着用しているチェックシャツをモチーフにしています。
ドローイング特有の歪みやかすれを表現するために用いられたのは、生地に直接手描きでチェックを描くという手法。
その不完全さが、このシャツに独特の魅力を与えています。


先ほども触れた通り、シルエットは極めてベーシック。
コーディネートもあえてベーシックにまとめることで、どこかエッジの効いたスタイルが生まれる。そんなバランスに惹かれます。

ZIP HOODIE – BLANCH PATTERN-SEA
続いてはこちらのパーカー。
こちらも一見すると変哲のないアイテムですが、細部にブランドらしい仕掛けが施されています。
この時期にパーカー?という声も聞こえてきそうですが、このパーカーは生地がすごく薄いため今からが出番なんです。



このパーカーには、A MACHINEではおなじみの“枝”を用いたパターンワークが採用されています。
ブランドの中でも完成度の高い技法のひとつで、この手法が使われたアイテムは、個人的にも外れがない印象です。
さらに細かなディテールとして、プリント部分にも遊びが。
「A」「M」「A」「C」「H」「I」「N」「E」の文字だけが、枝で描かれているそうです。

こういった、美術館のスーベニアのような空気感を持つアイテム、いいですよね。
先ほどのシャツのように、デザインや技術、思想が強く前に出た“重さ”のある服を着たい日もあれば、このパーカーのように、それらが良い意味で力の抜けた軽やかなバランスのものをラフに着たい日もある。

ちなみに私はYellowをゲット。ロンドンからやってきたウィンストン・チャーチルを見せつけます。
真夏でも室内にいることが多いので、この薄さの羽織ものは本当に重宝します。
A MACHINEの服は、本当にどれも自然と気分を上げてくれます。
ぜひご覧にいらしてください。
シバタ