11月に入り、秋も深まってきましたね。
秋といえば読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、そして洋服の秋。
洋服を着るのが楽しくなる季節でもあります。
時期的に入荷も落ち着いてきましたので、おすすめのアイテムをブログで紹介していきたいと思います。

本日は、cantateの秋冬コレクションの定番かつ人気モデル、French Hunting Jacket。

 

R.F. French Hunting Jacket

 

古くから狩猟文化の根付くフランスなどで着用されていた1940年代のハンティングジャケットがお手本。当時はコーデュロイやピケの生地のものがほとんどですが、上質で贅沢なウール生地で仕立てることで、現代の紳士にふさわしい上品な佇まいのジャケットに仕上がっています。

 

 

素材は希少な原料であるタスマニアポロワース。ポロワースとはオーストラリア・メリノ種4分の3と英国リンコルン種4分の1の交配種です。その中でもタスマニア島で採れるポロワースだけの原毛を厳選して使用しています。繊維長はメリノよりも長く、特徴としては、メリノ種のソフトさとリンコル種のハリコシや光沢、弾力性を併せ持ち、白度や発色性がとても良いことです。

今シーズンの生地は、その原毛を国内で48 番単糸に紡績し、贅沢に4ply( 4 本撚り)に織り上げた梳毛ウールです。生地を整理する段階ではシワなどに注意しながら、洗いと起毛を繰り返し、時間をかけて毛羽を巻かせるという岐阜県大垣市で開発された伝統的な技術「ロイヤルフランネル」という加工を施し、カシミヤのような滑らかな肌触りが特徴です。

 

デザインは去年のモデルと大きくは変わっていませんが、ポケットの形状と袖のストラップに進化が見られます。

ポケットはフラップがカーブを描いた形状になり、ヴィンテージな雰囲気がさらにアップしています。

 

 

袖のストラップもフラップの形状に合わせてカーブを描き、ストラップを反転させるように回してボタンを留めると、袖口をタイトにすることができます。なかなかほかには見られないストラップの仕様ではないでしょうか。

 

 

ハンティングジャケットらしいディテールのチンストラップや、背中にある大型のゲームポケットも付いています。

 

 

アームホールはテーラードジャケットと同じように手縫いで縫製、袖は前振りに立体的に仕上げ、着やすさも格別です。また裏地がない仕様になりますので、馴染みやすく、着るほどに身体にフィットし、唯一無二の1着になることと思います。

 

 

このハンティングジャケットでは動物を狩りには行けませんが、季節柄もみじ狩りなどに出かけてみてはいかがでしょうか。

きれいな紅葉を目にして眼福を得るだけではなく、良い服を着ていると何か素敵な福もハントできるかもしれませんよ。<

それにはまずはこの服をハントしてくださいね^^

 

cantate
Chambray Shirt
Waste Point Jodhpurs Pants
AURALEE
Wool Cashmere High Gauge Knit P/O

 

キヨハラ

 

Posted by:chikaramachi lab.