3カ月ほど前、”stglitz”のデザイナー森さんから「サンダルを作ろうと思います。」というお話を受け、サンプルを拝見させていただいたところ、製品もとても素晴らしく、新しい提案ができるのではないかと感じ製作をお願いしました。その製品の性質から、夏前、できれば梅雨前には履きたいと思い無理を言ってギリギリ間に合わせてもらいました。
data lake sandal
【現代を情報・データが溢れる “lake (湖)” と捉え、水辺はもちろん、その都市生活の中でも快適に過ごすことを目的に開発したサンダル。】
私が”stglitz”のアイテムに期待する現代的なフットウェアというポジションにぴったりのコンセプト。仕上がりも期待以上のものでした。
アッパー部分のレザーには特殊耐水加工 ”rain cancel” を施したマットな質感のステアレザー、裏革には通気性を有するピッグレザーが採用されています。悪天候でもパフォーマンスを低下させません。コーティングは徐々に薄らいでいきますが、リアルレザーの風合いに近づいていき経年変化を楽しめます。
森さんがこだわったというベルクロ部分は、屈曲しても剥がれにくく、耐久性も非常に高いそうです。何よりこの光沢感がポイントらしく、あえてベルクロが見えるようなデザインになっています。また、細かい凹凸によりウールのパンツなどの繊維も絡まりにくいそうです。
インソールに使用されているのは肌触りの良いフェイクスエード。素足で履いても汚れが気になりにくく、汚れたら洗うこともできます。
ソールにはVibramソールを採用。底面に配置されたキューブが抜群の安定性を実現し、濡れた地面や悪路においても高いグリップ力を発揮します。
以上のような機能面を持つアイテムですが、私がより魅力的に感じているのはデザイン面。というのも、私が普段から着用している”_J.L-A.L_”や”GR10K”のようなブランドの足元に合うカッコイイサンダルってなかなか見つからないですよね。レザーサンダルは違うし、スポーツサンダルやリカバリーサンダルはもうなかなか履く気になれない。特に梅雨時期など悪天候の時は本当に靴選びに迷います。このサンダルはそれらの洋服と相性もいいですし、水に濡れても平気。私の悩みを解消してくれました。
“GR10K”のパンツと。
“_J.L-A.L_”のフルレングスパンツとも相性抜群です。
“TEATORA”のアイテムと。
デザイナーの森さんは”TEATORA”をよく着ている印象です。そんな方の作るサンダルですから、それに合わないはずはありません。
本日から店頭、online shop共に販売を開始しております。
ご興味のある方、是非ご覧にいらしてくださいね。
シバタ