来る11/9(土)~10(日)の2日間、3回目となるACCALMIEのオーダーエキシビションを開催いたします。

DISTANCE  距離

エキゾチックレザーの美しさの伝え手として、バッグをメインに制作してきたLaurent Stephanが、その「常」から離れ、あるいはルーツから離れ、自身の軸から離れて見つめた作品のプレゼンテーションDISTANCE

「新作のプレゼンテーションに取り組む際、私ははじめから、新しい モデルをコレクションの精神で発表するというアイデアから少し離れた作品をつくると決めていた。これまでに達成してきたすべてから一歩引いて、少し” 距離”を置く必要があった」

久しぶりに訪れたパリのケ・ブランリー美術館(プリミティブアート美術館)で感じ取った、儀式用のジュエリーの存在に感じた
DISTANCE CULTURELLE 文化的な距離

南仏ニースのビーチで、小石を包み込むさざ波の音にハッと目覚め、象徴的な石をいくつか持ち帰った
DISTANCE GÉOGRAPHI QUE 土地の距離

そして、偶然の重なりから、日本で最初につくったモデルをもう一度、時を超えてつくらねばと痛切に確信した
DISTANCE ÉMOTIONNELLE エモーションの距離

さまざまな場所で見つけたDISTANCEが、作者を突き動かす衝動となった。


BAIE DES ANGES

距離への思索、距離との距離。 無数に散らばる自然の石からピックアップした4つの形。
それを樹脂で象り、革で包む。
初めてのレザージュエリーは、表と裏、それぞれに表情も違い、細部への意識はACCALMIEならでは。
(こちらはオーダーではなく展示即売となります)

 

 


FINISTÈRE

ACCALMIE の”最新のファーストモデル”。
時を経て、今再び、自らのアイデンティティを確認するように、ファーストモデルをre-present。
chikaramachi lab.では、初めてのご紹介となります。

 

モデルによっては選べる素材が限定されますが、既存のバッグコレクション、GEMME ACCALMIEのブレスレットのオーダーも可能です。

 

革の裁断から縫製まで、一貫して一人手作業で制作を進めるブランドACCALMIE by Laurent Stephan。
フランスの伝統的な馬具職人の技術と、デッドストックのリネン糸を用いた縫製に透けて見える美意識。
ACCALMIEの制作に使われるのは、天然皮革と麻糸、アカシア樹脂、それに必要最低限の金具のみ。
自然への敬意を払い、できる限り余すことなく使用できるかたちと製法は、Laurent Stephanの中に通底するテーマです。

メゾン エルメスに8年間身を置き、クロコダイルやトカゲ類など高級皮革の裁断とバイイングを担っていたLaurent Stephanの目と手。
トップクオリティのタンナーから皮革を選び、裁断し、リネン糸に手引きでアカシア樹脂のワックスコーティングをしてから、ひと針ひと針縫い合わせていきます。

 

当オーダーエキシビションはACCALMIEの作品をオーダーいただける稀有な機会となります。
ぜひ、ご来店くださいませ。

 

DISTANCE
ACCALMIE by Laurent Stephan

日時 : 11/9(土)-10(日) 12:00-20:00
場所 : kink chikatamachi lab.
Laurent Stephan氏 在廊日 : 11/9(土)、11/10(日)※夕方まで

 

[Laurent Stephan]
レコールデゴブラン ( パリ ) 写真科で学んだ後、パリで 10 年間ファッションフォトグラフィーの世界で現像士、コンピューターグラフィックデザイナーとして多くの著名フォトグラファーと仕事したのち、モード、イメージの世界から離れ、パリ 6 区にあるグレゴアーフェランディ(現在の名称はラファブリック)校の、セリエ – マロキネリ課で学ぶ。卒業と同時に、メゾンエルメスに入社。クロコダイルとトカゲ類の革の裁断とバイイングのポストを兼任し 8 年間身をおいたのち 2015 年に退社。同年、自身のブランド ACCALMIE を立ち上げる。

 

 

11/9(土)-10(日)は、『La Fête de Paris un peu snob de KINK』(ちょっとスノッブなキンクのパリ祭)と銘を打ち、他のエキシビションも同時開催しておりますので、こちらもよろしくお願い申し上げます。

 

 

キヨハラ

Posted by:chikaramachi lab.