あっという間に1月が終わってしまった。こんな感じで2月も過ぎ3月、4月と・・・そして、暑くなり寒くなる、このとてつもなく早い時間の流れで1年が過ぎていくことを考えるとゾッとする。
年齢を重ねると時間の感覚が短くなるというが、まさにそれだ。時間は無限ではなく有限であることに改めて気づかされる瞬間でもある。・・・だからこそ、日々を大切に、そして丁寧に過ごして行かなければならないと思うのです。

詰まるところ、私たちのブログを読んで下さる方々に有意義な時間を過ごしていただきたい、その一心で、丁寧にブログを綴ることに尽きます。

KHOKI
Multi embodied-design sweatpants
color : Black , Oatmeal

さて、今回はKHOKIのスウェットパンツをご紹介することにします。

KHOKIのモノ作りには、楽しいが込められている。うんちくとか関係なく、見ているだけで楽しくなるから好き。もちろん作っている本人たちは、様々なことを考え、あれやこれやと試行錯誤を繰り返し、苦しみながら生み出しているところもあるのだろうけど。・・・それでも、心底楽しんでいるに違いない。それが彼らの作る服からは伝わってくるのです。

 

日本画で描かれたカラス、フラッグアップリケ、ラグビー、オールドイングリッシュ書体など、何がどう繋がってそれらなのか?この共通点のないバラバラなモチーフは、今回のキーワードとなるフレアマーケット、所謂「蚤の市」にある。ありとあらゆるものが集まり、混沌としていてどこか懐かしさを感じる。そんな蚤の市のもつ特異な空気感を表現しています。

 

ユニークなディテールとして、左右の縫製仕様が異なっているという部分がある。
このモチーフはこの位置で、この角度が良い・・・それによってなのかは分からないけれど、配置の都合上、左側のみサイドシームがなく内側で縫製されているのです。言われないと気付かないような仕様ですが、KHOKIの拘りが垣間見れるユニークなデイテールの一つではないでしょうか。

 

一般的なスウェットパンツのウエスト腰回りは、紐で締め上げるイージーパンツの仕様ですが、KHOKIのスウェットパンツは、ベルトループやボタン、スライダーのある2タックのスラックスの作りになっています。また、裾のディテールに関しても、マッキン風(ダブル)仕立てになっており、ゴムで絞られたり、絞れる紐などもない仕様です。

 

renoma
COSTES
O’DEM
“Woodenbox” premiere basque SH
KHOKI
Multi embodied-design sweatpants

 

KHOKIの “Multi embodied-design sweatpants” は、スポーツやアクティブ、ストリートといった一般的なスウェットパンツのイメージを活かしたスタイリングから、スラックスのシルエットを意識し、ドレスやフォーマルなテイストを取り入れたスタイリングまで、幅広く楽しめます。

 

renoma
VERNEUIL
KHOKI
Vintage-effect shirt
KHOKI
Multi embodied-design sweatpants
Le Yucca’s
HRM/U/Tu- STRUZZO / Y32620 mod

 

スウェットパンツをストレートに捉えたカジュアルなスタイルも良いけれども、今シーズンはテーラードジャケットや革靴などで、少し綺麗な要素を取り入れたスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

今週もありがとうございました。

 

 

 

 

イソムラ

Posted by:chikaramachi lab.