Lot.802 Cossack Leather Jacket
color : Black
久しぶりに店頭に並んだLot.802。
T.Tの商品が並ぶ前を通るたびに、足を止めて眺めてしまいます。
迫力ある存在感と奥行きのあるレザーの質感。やはりT.Tのレザーは惹かれるものがありますね。
ベースとなっているのは、1930年代のアメリカ製レザージャケット。
ヴィンテージを踏襲した無骨な印象ながら、前振りの袖やアームホールなど美しいシルエットに仕上げられています。
オリジナルで作成しているアールデコ調の刻印が入った扇型のジッパーやバックル、そしてベークライトボタン。
こういったパーツにも抜かりなく全力投球。
使用しているレザーは、植物の樹脂タンニンが入った槽に長時間漬け込む”ピット鞣し”をした馬革のヌメ革。
自然な風合いと異なる表情のシワがあり、革本来の個性や時を重ねるにつれて色艶や深みが増すのが特徴です。
着込めば必ずいい風合いになることをイメージさせてくれる触感。
さらにレザーの色は黒ですが、茶芯の馬革を使用しているため、茶色く革の色が落ちていき、独特の経年変化が楽しめます。
ライニングはワッシャー加工を施したナチュラルな風合いのウールリネン生地。
この素朴でラフな感じがこのレザーとも好相性に感じます。
今シーズンのLot.802は、アウターとして着やすいように以前よりハーフピッチほどサイズ感が大きくなっています。
写真は176cm/70kgでサイズ40を着用しており、中にデニムジャケットを着ても少し余裕あり。
スウェット、やや厚手のニットも着ていただけそうです。
ぜひ、お試しにいらしてください。
キヨハラ
