長きにわたりヴィンテージディーラーや様々なブランドのコンサルタントとして活躍してきたRichard Spandler(リチャード・スパンドラー)と、セントマーチンでファッションを学んだオオシマフミカの2人が手掛けるロンドン発のブランド”proposition”(プロポジション)。
リチャードが持つ膨大な数のヴィンテージコレクションとその知識をベースに生み出されるpropositionのプロダクトの数々。衣服は生活に即した現実的な側面と、アート作品のように抽象的な側面を持たなければならない。古いものと新しいものとの共存をコンセプトとし、従来結びつくことのないもの、その物がもつ本来の意味や歴史的背景とは異なるけれど、その物同士の組み合わせから生まれる新たなる価値や可能性を見出す事を目的としています。
常に伝統的なものに疑問を投げかけ、インスピレーションを大切にし、イーストロンドンにあるスタジオで今日もまた丁寧に丁寧にハンドメイドしています。

 

今シーズンより栄店にて展開しております”proposition”。入荷後、反響をいただいておりましたが、きちんとご紹介出来ておりませんでしたので改めて、、、

相違する物との出会い、不完全さと新たなる価値、そこから生まれるインスピレーション、彼らのクリエイションはその時々で様々な変化を見せます。だからこそ、ひとつとして同じものがないのです。

各生地の年代は不明ですが、恐らく1920年代~40年代頃の物でしょう。とにかく稀少なフレンチヴィンテージのシャツを贅沢に何十枚も解体し再構築したもの。それはもうアートピースのよう、色、柄、織り・・それぞれのテキスタイルが持つ魅力や個性が見事に調和しています。

もととなるシャツの背景が伺えるリペア部分はそのままに。表情を作る重要な部分となっています。

前後左右どこから見ても全てが異なる表情。
相違する何か・・・との組み合わせが素敵な化学反応みたいなものを起こすと思う。。。

 

propositionの展開アイテムは”kink online shop”に全て掲載しております。
是非、そちらをご覧ください。

 

 

 

マエダ

 

 

 

Posted by:sakae