TAIGA TAKAHASHI

「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」

デザイナーの髙橋大雅は1995年生まれ。
神戸市で育ち、2010年に渡英しロンドン国際芸術学校に入学。
2013年にセントラル・セント・マーチンズのBAウィメンズウェア学科に進学。在学中にフィービー・ファイロ率いる「セリーヌ(CELINE)」や「ハイダーアッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」で経験を積み、2017年に同校卒業後、自身の名を冠したウィメンズブランドとして「タイガ タカハシ」をニューヨークで立ち上げる。

パリでウィメンズコレクションを発表していたが、21AWシーズンよりメンズコレクションが展開される。
そのきっかけとなったのは他でもない新型コロナウイルスのパンデミック。パリでショーができなくなったことにより、デザイナーの考えが変化。
人のためのデザインより、自分のため、自分が着たい、自分が好きなモノをデザインする。

デザイナーは、ヴィンテージウエアに魅せられ数千着所有するほどのコレクターでもある。
すでに素晴らしい服が存在する中で、新しいものを生み出す必要はあるのだろうか。それが今の時代にあうことなのだろうか。
そうではなく、「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」ということが今の時代にあうことなのではないだろうか。
100年前に作られた服が自分たちが生きる今も現存する。それを参考にし100年後も存在する服を今作る。

 

初のメンズコレクションとなる21AWシーズンは、「時間を纏う」がテーマ。
1910〜50年代のアメリカンヴィンテージを中心に、昔はどのように服が作られていたかという考古学的な視点で、日本古来の伝統技術や天然素材を使い、現代で追体験するコレクションとなっている。

 

新生TAIGA TAKAHASHIがベールを脱ぐのは7月3日(土)。
ぜひ、ご来店ください。

 

 

 

キヨハラ

 

Posted by:chikaramachi lab.