今回はCLASSからオススメのアイテムをご紹介します。
 
 

ZERO TOBI FRENCH TERRY HOODY / CCEA06UNI A
 
一見ベーシックなスウェットパーカーに見えますが、CLASSが手掛けるアイテムだけに並々ならぬこだわりが込められています。それでは、その仕様を詳しく見ていきましょう。
 
 

まず生地についてご説明します。資料によると、この生地は”ZERO TOBI FRENCH TERRY”と呼ばれています。FRENCH TERRYはスウェット生地の別称ですが、ここで注目すべきは”ZERO TOBI”という特徴です。
TOBIとは「飛び」のことで、スウェット生地の裏面にあるループ(毛足)の間隔を表す用語です。一般的なスウェット生地は1飛びや2飛びで編まれていますが、この”ZERO TOBI”は文字通り、ループの間隔を限りなく詰めて編み上げています。その結果、生地の密度が非常に高く、驚くほどふわふわとした肌触りを実現しています。
 
以前、CLASSのデザイナー堀切氏にこの生地気に入っているんですよね~と言われたのを思い出しました。確かに過去のコレクションを思い返しても何度か使用されており、定番と言われるものが少ないCLASSの中で数少ない定番となってきているのかもしれません。
 
 

スウェットの裏毛といえば『吊り裏毛』という言葉をよく耳にします。本製品でも吊り裏毛が採用されています。
しかし、このスウェットには特筆すべき所があります。それは、片方の袖から反対側の袖まで一切の縫製を施していないという点です。吊り裏毛は円筒状の編機で編み立てられるのが特徴ですが、本製品ではその筒状の生地をそのまま贅沢に使用しています。つまり、編み立てられた生地本来の特性を最大限に活かした作りとなっているのです。
 
 

このような製法の特性上、ボディーのどこかに編機の跡が線として残ることがあります。しかし、これは吊り裏毛による無縫製という贅沢な仕様の証とも言えるでしょう。むしろ、この”跡”は丁寧なものづくりの証であり、着用する度に愛着が増していく要素の一つとなります。
 
 


ここまで生地の説明ばかりになってしまいましたが、このパーカーの形も非常に愛らしいのです。
フードやポケットなどの微妙にレトロな感じはビンテージのチャンピオンのパーカーを彷彿とさせる形で個人的にも非常に好み。この洗練されえてない雰囲気が魅力的ですよね。
 
 

KIJIMA TAKAYUKI
FELT POINTED BACK HAT / 242915
THE INOUE BROTHERS…
TIB ME WE SCARF LARGE
NICENESS
SCHENKER フライングVトラウザー (ワイド) – ウール
 

GR10K
ALPHA® PATCHES SKIRT
JIAN YE
HNMN PANTS
SALOMON ADVANCED
SNOWCLOG ADVANCED / 475172

 
 
過去の名品をリスペクトしつつもCLASS流のアレンジがなされ、更に魅力的なモノへとアップデート。まさしく今シーズンのテーマ”CHAIN REACTION”に沿ったアイテムとなっています。
是非ご覧にいらしてくださいね!

 

シバタ

 
 

Posted by:sakae