これもまたA MACHINEらしいユニークな一着。
年代、色、使用感、どれもバラバラなワークウェアブランドの古着のTシャツを解体し、1着につき11枚使って構成されたタンクトップ。
半年前のオーダー時には色の組み合わせはアソートで、出来上がってからのお楽しみということでしたので、当店ではその仕上がりの楽しみも込めてマルチカラーのみをオーダーしました。
ブランドタグがそのまま残っていたり、脇にポケットが配置されていたり、外したポケットの日焼け跡が残っていたり、狙って同じものは作れないので当然ながらどれも一点モノ。
古着をリメイクするというアイテム自体はファッション全体として定番的なものになりつつあるように感じますが、
リメイクで作られた”タンクトップ”というものは見たことないです、、、
リメイクアイテム自体の面白さも当然ありますが、その発想で”タンクトップ”を作る意外性に私は面白さを感じました。



KIJIMA TAKAYUKI
COTTON OX SOFT HAT / E-003B
CLASS
ONE WASHED 8OZ SELVEDGE DENIM GOWN / CCFS01UNI A
ZERO TOBI FRENCH TERRY SHORTS / CCFS15UNI B
BLACK PERSIMMON NECKLACE / CCFS20UNI A
A MACHINE
25-WORKER’S TANKTOP
Garden of Eden
ANCHOR CHAIN BRACELET (MEDIUM) / 22AW007
F.LLI Giacometti
Slip On Shoes- ANGUILA / FG618


A MACHINE
25-WORKER’S TANKTOP
NICENESS
JOHNNY クルーネックTシャツ – デビル
H.DIGGLE デニムペインターパンツ
Garden of Eden
ANCHOR CHAIN BRACELET (MEDIUM) / 22AW007
ANCHOR RING / ED-VG20-ACR01
F.LLI Giacometti
Penny Loafer – TEJUS T.MORO / FG123
個人的に古着は大好き。ただ新品のブランドを扱うセレクトショップで立つ販売員が古着ばかり着ているのもどうなんだろう?と思ったりもします。
古着っぽくない古着を選べば良い?主張の少ない古着を着ればいい?
この類の疑問は一通り考え、未だに最適解は模索中。それがファッションの面白いところです。
販売員視点のみならず、少なからず似た考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか?(古着と新品を合わせるバランスについて)
このタンクトップなら、時には下着として、時には夏のTシャツの上に着て、私の堂々巡りも解決してくれることと思います。
個人的主観多めの内容になってしまいましたが、、、
リメイクによるクラフト感、古着のロマン、実用性、タンクトップという生地量が少なく目立たないアイテムですがこの全てが詰まっています。
-Rule
3. 架空の対象をAIS規格に適合させる
Subject : 温暖化が進行した未来の労働者
触れておきますが、今シーズンのテーマによるとこのような設定です。
ただの思いつきでパッチワークのタンクトップを作ったと思いきや、ユニークな裏の設定まで。抜かりないですね、、、
これもまたアートとファッションの狭間をいくA MACHINEらしいアイデアたっぷりの一着です。
気になる方は是非ご覧にいらしてくださいね。
サカニシ