いよいよKINKのある名古屋も梅雨入りし、じめじめ、じとじとの憂鬱な季節に突入しました。
ただ、今年はその期間が短くなりそうな気配も。東海地方が梅雨入りしたのとほぼ同時に、沖縄ではすでに梅雨明けが発表されています。このあたりも、例年より早く梅雨が明けるかもしれませんね。
・・・ということは、そう、あのうだるような暑い夏が、もうすぐそこまで来ているということ。
というわけで、前回のマントルの半袖シャツに続き、今回も、暑い夏を快適に、そしてお洒落に過ごすための半袖シャツをご紹介したいと思います。
手刺繍によるグラフィックが印象的なKHOKIの“Hand embroidered-design shirt”。
涼しげな透かし柄が目を引くジャガード生地をベースに、KHOKIチームの記憶を、インドの手刺繍で丁寧に紡ぎ上げたメモリアルシャツ。








スカルハンド、バスケットボール、桜と「和歌水」の文字。ひとつひとつのモチーフに、KHOKIメンバーそれぞれのストーリや背景が込められているように感じられます。特に「和歌水」については、検索してみると面白い情報に出会えるかもしれません(笑)。そうした小さな仕掛けやユーモアも、このシャツを楽しむうえでの魅力のひとつと言えるでしょう。
また、着る人の解釈に委ねるような余白もあり、思いを馳せるたびに、また違った印象になるのも楽しいところですね。
全ての刺繍は、インドの職人が手仕事によって仕上げたもので、機械による均一なステッチとは異なり、あえて人の手による不揃いなステッチを取り入れることで、デザインに有機的な奥行きと温かみがもたらされているように感じられます。


【KHOKI】
Hand embroidered-design shirt
【CLASS】
BLACK PERSIMMON NECKLACE / CCFS20UNI A
【toogood】
THE ETCHER TROUSER – work twill
【EMATYTE】
Sandals / ART. S 70 B


【KHOKI】
Hand embroidered-design shirt
【BERNARD ZINS】
ODEON / 708-004
【F.LLI Giacometti】
Penny Loafer – TEJUS NERO / FG123
暑い夏の季節は、秋冬シーズンのようなレイヤーによる変化・アクセントはつけにくい。
その点今回ご紹介したKHOKIの”Hand embroidered-design shirt”は、このシャツ1枚で十二分に魅せることが出来る。
「お洒落は二の次」と感じてしまうような暑さの中でも、涼しさ・快適さを担保しながら、装うことの楽しさを感じさせてくれる素敵なシャツ。
是非、この夏のスタイルに取り入れてみてはいかがだろう。
今週もありがとうございました。
イソムラ