
本日の私のスタイル。
CLASSの新作ニットに、古着のベイカーパンツを合わせています。
ミリタリーやアウトドアなど、もともと実用を目的として生まれた洋服には、独特のいなたい雰囲気があり愛嬌を感じます。特に古着になると、それがより強く感じられるので、今日のように好んで選んでいます。
そんな空気感を上手く表現しているアメリカのブランドを、新たに取り扱い始めました。

Big Rock Candy Mountaineering
1950〜70年代にアメリカで活躍した初期の登山家やギアの革新者たちが生み出したアウトドアスタイルをもとに、アメリカ登山文化のスタイルや精神を現代に再解釈しているブランドです。
パンツから靴まで幅広く展開する同ブランドの中から、当店で扱うデザイナーズブランドとも組み合わせて提案できそうな4つのアイテムをセレクトしました。






Alpine Jacket
Price :¥47,300 (Tax Inc.)
ブランドを代表する定番アイテム。
季節の変わり目にも活躍する、気軽に羽織れる秋冬用ジャケットです。
滑らかで肌触りの良い100%ナイロン生地を使用し、軽量ながら高い保温性を誇る Thermore® Ecodown Genius Fibers(サーモア・エコダウン・ジーニアスファイバー/リサイクルポリエステル100%) を中綿にたっぷりと使用しています。
1970年代のマウンテンウェアから着想を得たデザインで、特徴的なフロントのスウィープポケット、通気性を調整できる前面の2ウェイジップ、そして風の侵入を防ぎながらすっきりとしたシルエットを保つニット素材の裾と袖口を備えています。


実際に着用してみると、とても軽量。
「とりあえず冬はこれを羽織っておけばOK」という安心感があります。
ストレートなアメカジスタイルも、今また新鮮に映ります。
もちろん、いつも穿いているような“変なパンツ”に合わせても、そのギャップを楽しめます。
個人的にはPumpkinがオススメ。
このアウターはベーシックカラーよりも、少し色で遊ぶくらいがちょうどいい気がします。
プライスも魅力的◎




Arctic Parka
Price :¥103,400 (Tax Inc.)
このパーカは、20世紀中頃のアメリカのアウトドアブランドが生み出したタフな防寒パーカをベースにデザインされています。
鮮やかで目を引くカラーの、耐久性に優れたナイロンシェルを使用。
中綿には、ふっくらとしたダックダウン(600フィルパワー)を採用し、極寒の環境でもしっかりとした保温性を発揮します。
フロントはジッパーとボタン付きのストームフラップ仕様で、冷気や吹雪をシャットアウト。
さらにフード・ウエスト・裾にはドローコードを備え、風の侵入を防いで体温の放出を抑えます。
リブ編みの袖口も冷気の侵入を防ぐディテールのひとつです。
機能性にも優れ、裾の大型ポケットは上からも横からも手が入る2WAY仕様。
ギアの収納だけでなく、ハンドウォーマーとしても活躍します。
内ポケットも備え、貴重品を安全に収納可能。
内側には滑らかなナイロン裏地を使用し、コントラストの効いたカラーがアクセントになっています。


近年よく目にする、シャープで洗練されたダウンとはまた違った魅力を持つアイテムです。
着てみるととてもボリューム感があり、この存在感がとてもいい。
先に述べたように、私が古着などに求める微妙ないなたい雰囲気が、非常にうまく表現されたアイテムではないでしょうか。
生地も Arctic Parka より丈夫そうで、これさえあれば真冬のどんな場所でも怖いものなしです。
10年ほど前、訪れた都内の某古着屋のスタッフが、古いカナダグースをものすごく大きなサイズで、9月の店内で着ていたのを思い出しました。
暑そうでしたが、すごくかっこよかったなあ……。



Gator Backpack
Price :¥47,300 (Tax Inc.)
1970年代の初期クライミングリュックサックから着想を得てデザインされたバックパックです。
当時のモデルと同様に、ハードな使用にも耐えられるよう設計されています。
耐久性と撥水性に優れたヘビーデューティーキャンバス(600デニール)を使用し、さらにスエードレザーのボトムを組み合わせることで、岩場などで擦れても生地が薄くなりにくい構造に。
本体の4箇所に配されたレザー製の“ピッグノーズ”ループには、すぐに使いたいギアや内部に収納できない荷物を固定できます。
メインコンパートメントのほかに、内側のジッパーポケットとラップトップ用スリーブを備え、機能性も充実。
随所にレザーストラップやメタルジッププルなど、クラシックなアウトドアスタイルを感じさせるディテールがあしらわれています。


このような雰囲気のバックパックも、改めて見ると新鮮な気持ちになりますね。
同ブランドのアイテムと合わせて持つのも良いですが、まずはお手持ちのお洋服と組み合わせて楽しんでみてください。
スペックを見ると、タウンユースだけでなく、リアルなアウトドアシーンでも活躍しそうです。


Haulin’ Tote
Price :¥15,400 (Tax Inc.)
ミドルサイズのトートバッグで、ギアや食料品の持ち運び、週末のちょっとしたお出かけにもぴったりのサイズ感です。
600デニールの撥水性ポリエステルキャンバスを使用し、丈夫で多少の雨や汚れにも強い設計。
バッグ全体をぐるりと囲むプリントが印象的で、ブランドらしい遊び心のあるデザインです。
さらに、オリジナルのBRCM(Big Rock Candy Mountaineering)メタルジッパープルを採用。
内側にはジップポケットとキーチェーンクリップ、外側にもポケットを備え、収納力と実用性も抜群です。


こちらのトートバッグも非常にオススメです。スーベニア感覚でどうぞ。
グラフィックがかわいいです。ジップで開閉なのも嬉しいポイント。
私の考えでは、Big Rock Candy Mountaineeringはアウトドアブランドとは異なり、スペック重視のものづくりではなく、先に述べたようなレトロな雰囲気を表現するファッションブランドのように感じています。
現行のアウトドアウェアよりも、つい着たくなる魅力があるブランドだと思います。
本日から店頭、ONLINE SHOPともに販売を開始しております。
シバタ