昨シーズンよりチカラマチラボにてお取り扱いしております、ロンドンを拠点とするSAVVAS ALEXANDER(サヴァス・アレクサンダー)より、今シーズンの新作が届いております。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業後、2022年に自身の名を冠したブランドを設立したデザイナー、SAVVAS ALEXANDER。
テクノロジーがもたらす精度や効率性と、クラフトマンシップに根ざした知見を掛け合わせながら、現代のライフスタイルに適応する機能性と、長く着続けることのできるタイムレスなデザインを追求しています。

その特徴は,レーザーカットによるパーフォレーションや、縫製工程を削減したパターンカッティング、マグネットによるクロージャーなど、衣服を構成する一つひとつの要素をデザインとして捉え直し、機能性と造形美を同時に成立させています。

また、ブランドが掲げる“Future Localism”という理念も、そのものづくりを理解するうえで重要なキーワードです。
生産そのものをデザインプロセスの一部として捉え、ローカルな生産環境と受注生産の仕組みを組み合わせることで、過剰生産や廃棄を抑えながら、必要とされるものを必要なだけつくる。
SAVVAS ALEXANDERの服は、完成したプロダクトだけではなく、どのようにつくられ、どのように使われ、そしてその役目を終えたあとどうなるのかまでを含めて設計されています。
今シーズンも,そうしたブランドの思想が随所に反映されています。
SCIMA LONG SLEEVE RIB / SA-SCMR-1.0
SPIRA JACKET / SA-SPJ-1.0
OZONE HOODIE / SA-OZH-1.0
MACHINE KNIT HOODIE / SA-MKNH-1.0
USHA SKIRT / SA-USK-1.0
WRAP SKIRT / SA-WRSK-1.4
COCOON COAT TECH / SA-CCT-3.0
COCOON COAT AIR / SA-CCTA-1.0
COCOON COAT CLASSIC / SA-CCTC-1.0
SPIRAL SCARF / SA-SPS-1.0
特に印象的なのが、レーザーカットによって生まれる円形のパターンや、デジタル技術を用いて構築されたテキスタイル。これまでプロダクトの表面に施されていたグラフィカルな要素を、ニットの構造そのものへと落とし込むなど、素材と技術、グラフィックと衣服の境界を曖昧にするようなアプローチが見られます。
一見するとミニマルで静かな佇まいでありながら、近づいて見ることで、その構造やディテールの緻密さが浮かび上がってくる。それはSAVVAS ALEXANDERが追求してきた、テクノロジーとクラフトの融合を端的に表しているのではないだろうか。
機能のための技術ではなく、技術そのものを新しい表現へと変換する。
そして、未来の生産システムを考えながら、いま着ることのできる服として成立させる。
SAVVAS ALEXANDER,新シーズンも実に興味深いコレクションとなって居ります。
ぜひ,店頭にてご覧いただければ嬉しいです。
今週もありがとうございました。
イソムラ
