アムステルダムを拠点とするテキスタイルイノベーションスタジオ”BYBORRE”(バイボレ)。クリエイティブディレクターであるBorre Akkersdijk(ボーレアッケルスダイク)は、ニューヨークのFashion Institute of Technology/ファッションデザイン科を修了後、オランダの名門Design Academy Eindhovenを卒業。その後Louis VuittonやNikeへのコンサルタント業務を経て、現在のBYBORREの基盤を作り上げてきました。その後もAdidas、Wings+Horns、 The North Face、Daniel Arshamなどへテキスタイルの提供や開発を行い、2015年のSXSWフェスティバルでは、Wi-FiやGPSを洋服に組み込んだワンピーススーツを製作するなど、その革新的な物作りはファッションシーンのみならず様々な分野で話題となりました。

今回のブログでは、私マエダが個人的にも気になる”SWEATER-C7″にスポットを当ててご紹介します。

使用されている生地はBYBORREが開発した8-bit Jersey というもの。黒、白、黄の上質なエジプト綿で構成され、肌触りも申し分ない。そして何より目を引くのは、鋭い角度で多方向に切り替えられた特徴的な柄です。このテキスタイルは、オランダ・アムステルダムのアーティスト”Boris Tellegen”( ボリス・テレゲン )の作品へのオマージュとなり、その作品がもつ近未来的な要素や建築的なアプローチは、BYBORREが生み出すプロダクトとリンクします。さらに、十数メートルの生地からパターンを取るため一つとして同じ柄が無いのも特徴と言えるでしょう。

ユニークなデイテールにも注目です。身頃脇から袖先まで付けられたボタンは、その使用方法によりシルエットに変化をもたらすことが出来ます。背部のパターンラインは肩の動きに沿って考えられ、着用時のストレスを軽減します。身頃脇を開けることで、パンツのポケットへのアクセスも容易となり、また通気性も格段に向上します。是非ともインナーとのコントラストは、色々なパターンを楽しんでいただきたいですね。

こんな着方もお勧めです!袖のボタンを一つ外し腕を出す。実にユニークな着方ですが、ファッションとしての面白さを感じます。正面から見るとテキスタイルの面白さを存分に感じますね。

下ろした袖が邪魔だと感じれば、バックネックに付けられたボタンホールで留めることも可能です。前から見れば半袖のカットソー、バックスタイルもユニークで面白い!!

KIJIMA TAKAYUKI / HIGH LINE
Linen Braid Center Crease Hat / No. S-191209
BYBORRE
SWEATER-C7 / 194-37-1
NICENESS

PARKER – Silk KANOKO T-SHIRT / NN-J01S19
BERNARD ZINS
ZINS H3 / 74044-009
F.LLI Giacometti
W-monk Strap Sandal (Norvegese) – CROCODILE / FG332

 

ファッションとテクノロジーを高い次元で融合させ生み出されたBYBORREのプロダクト。
他にも面白いアイテムをご用意しておりますので、是非一度店頭でご覧ください。

 

 

マエダ

 

 

 

Posted by:sakae