今回はNICENESSのご紹介。

2021SS_Nature Camouflage_自然迷彩
動き続ける世界の中で、変わらないものもあれば、変わっていくもの、進化するもの、退化するものなど
様々な変化を体で感じる。
その中で今シーズンの製作にあたり影響を受けたものは、とにかく自然に立ち帰ることで見える、素材の持つ美しさと、景色(シルエット)でした。
この感覚は前シーズンから掘り下げている「民藝」にも通じています。
NICENESSでこれまで積み重ねてきた知識や経験を、さらに未来に向かわせることができるコレクションに仕上がったと感じています。
ものづくりという面で言えば、今シーズンのキーワードは「自然・手仕事・進化」という3点です。

 

今までkink sakaeで取り扱いをしており、個人的にも凄く好きなブランドの一つでした。
私は古着が好きなのですが、NICENESSはヴィンテージの服から近年の古着まで幅広い年代や、様々なジャンルの洋服を理解した上で再構築しているイメージを抱きます。
ファッション感や服飾史に対しての造詣が深く、オリジナルのモノに対してのリスペクトがありながら、デザイナーの優れたセンスと豊かな発想、高いクオリティーで確実にNICENESSの色に染めている。
そういった楽しさに共感しますし、そのセンスなどが私がこのブランドを好きな理由です。

 

今回ご紹介するシャツも、私の中ではそういったイメージ。

NICENESS
SCOTT – kadhi open collar shirt / White
SCOTT – kadhi open collar shirt / Black Check

ベースとなっているのは、50年代のアロハシャツ。
一見シンプルですが生地やディテール、パターンワークは、NICENESSならではの絶妙な雰囲気です。

 

NICENESSでは、稀少な糸や生地を使用したモノにはこの”LIMTED COLLECTION”のタグが付けられています。

こちらのシャツに使用されているのは、インドの高級綿”カディ”。細番手の綿糸を職人たちが手紡ぎ、手織りで作った希少な生地です。現代の機械織りによる綺麗な生地とは一味違った不均一な立体感や、色ムラのある手仕事の風合いが魅力です。

 

 

Lesca – Vintage collection
8mm CROWN-PANTO

TANGTANG
GASATANG – SHEBREEZECITY’77

TOKYO SANDAL
WARAJI SANDAL 

 

カディは透けるくらいの薄さも特徴的。白色のほうがそれが良くわかりますね。なのでこの透け感を活かして、中にプリントTシャツを合わせて着てみました。
白シャツでも生地にムラ感があるので、爽やかになりすぎなくていいです。

 

 

TUKI
SNAP PANTS – Katsuraghi Drill / White

F.LLI Giacometti
PENNY LOAFAR – COCCO

 

アメカジ的なイメージがあるチェック柄のオープンカラーシャツも、このシャツだと上品な印象に。
靴にはF.LLI Giacomettiiのワニ革のペニーローファーをあわせました。アメカジテイストだけど少し捻っている。そんなスタイルが今の気分です。

 

NICENESSの今シーズンのアイテムは、ありがたいことにほとんど売れてしまいましたが、次の秋冬シーズンもしっかりと入荷を予定しています。
入荷予定の商品写真を、店頭でご覧いただけるようにしておりますので、気になる方はそちらも合わせてチェックしにいらしてください^-^

 

 

シバタ

Posted by:sakae