これまで革の品質と加工に力を注ぎ、その技術をを磨いてきた【タリオヴィヴォ】。
21AWは進化・成長・発展などの意味を持つLo Sviluppo(ロ・スヴィルッポ)をテーマに、伝統的技術をさらに推し進めることを意識したコレクションとなっています。
より技術を突き詰めて今まで表現できなかった色味や手仕事ならではの表情を追い求め、繊細な匠の仕事の域を垣間見たいという、強い思いで製作されています。

今まで表現できなかった色味がこのCULATTA LUXのMoro。
加工の工程上、ブラウン系の色出しが難しく、今まではチャコールグレーに近いようなブラウンしか作れませんでしたが、温度調整と長時間かけて磨き上げることでMoroと呼べる深みのあるブラウンの色出しに成功。

CULATTAとは馬の臀部から脚部までを含めた部位のレザー。
CULATTA LUXは、ペーパーライクな質感とより強い鏡面加工を入れるため、所謂コードバンと呼ばれるシェル部分を意識して切り出して使用しているので大半がコードバンと言えます。贅沢ですね。
美しいツヤが特徴ですが、ムラ感がうっすらと見える状態を意識しており、シェルとの境界線の部分には軽い毛羽立ちなどの経年変化が現れてきます。また、全てが手作業になるため1点ずつ表情が違います。

 

 

 

 

タリオヴィヴォの大きな特徴はレザーと、このアイアンパーツ。19世紀中〜後期に作られたであろうイタリアで使われていた暖炉の上にティーポットを吊るす錬鉄チェーンを、1点1点ハンマーで叩き新しい形と質感を与えています。現在の鉄鋼よりも、鉄の成分を多く含まれており、より深い色合いをもちます。また、堅牢で耐性があり、時が経つにつれて美しい艶が出てきます。

 

 

 

 

ライニングにはロウ引きされたリネンが使用されており、中に入れたものへの色移りを防ぐだけでなく、強度を上げ、毛羽立ちを抑える効果もあります。タリオヴィヴォの鞄は、メゾンブランドも手掛ける熟練の職人の手仕事により作られており、強度や実用性の高さも魅力です。

 

 

 

 

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RING TOTE L – CULATTA LUX
color : Moro

 

 

 

 

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RING BACKPACK – CULATTA LUX
color : Moro

 

CULATTA LUX のMoroカラーを使用したタリオヴィヴォらしさが詰まった新型の2型。
ぜひ、ご覧になりにいらしてください。

 

 

 

キヨハラ

 

Posted by:chikaramachi lab.