ラベンダーの香りとともに届いたイザベラのニットウェア。

 

 

圧倒的な存在感。

感情に訴えかえてくるようなオーラ。

つくり手の強い情熱が込められているからなのでしょう。

 

イザベラ初のニットウェアは、アラン諸島に伝わる伝統的なフィッシャーマンセーターがベース。イザベラ自身がアランセーターが好きで大きなサイズの古着を良く着ているそうです。

そのアランセーターの編み柄と、自身の生地デザインから抜き出したパターンを使って独自の編み柄を生み出しています。その中にはテーラリングの生地を連想させる柄も組み込まれており、この複雑なパッチワークは、自ら生地をデザイン、機織りをするイザベラだからこそ実現できたと言えます。

本人も機織りの経験から柄の動きが読めるようになっていて、基本とは異なる方法で模様編みのデザインを発展させることができたと。

今シーズンのコンセプトは”Twogether”

Covidと言う困難を経て人々が一つになりたいという意志、私たちは皆一緒なんだと言う安心感、自分自身の内面に潜む2つの自分を発見すると言う個人的な体験。そして、たとえ家にいても私たちは他人を感じることができるということ。さまざまな生地や糸のデザインを通じて、このような心のかたちや人々の持つ考えを視覚化することを目指し、経験したことへの悲しみ、そして人と人が再会する旅路を表現しています。

このニットのパッチワークもTwogetherのコンセプトを象徴するもの。

 

VIRGINIA / (XI)-Virginia Jumper-(IS)Aran-DCX

 

 

 

JACK / (XI)-Jack Flight-(IS)Aran-DCXI

 

 

なんだろう。
イザベラでしか味わうことができないこの感覚。
高揚感、抱擁感、安心感、どれもそれであるようで違うようでもある。

とにかく心が揺さぶられます。

 

 

 

キヨハラ

 

Posted by:chikaramachi lab.