様々なブランドの22SSシーズンが立ち上がる時期。
しばらくは寒い日が続きますが、早く新しい洋服を見たいとうずうずしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

chikaramachi lab.ではT.Tに続き、amachi.22SSコレクションがスタートいたします。
毎シーズン、コンセプトを掲げ制作されるコレクション。
節目となる10回目のコレクションで掲げられたのは“ Invisible environment ”<見えない環境>。

土中の水脈、植物の根がもつ複雑なシステム。
地上に立つ我々が視覚的に捉えることはできなくとも、一筋の水の流れの先に常に存在している、〈 見えない環境 〉。
その循環へ目を向けたのが今回のコレクションです。

土中に存在している水、土、植物の根。
それらの密接な関係性が、我々の目にしている地上の自然物以上に環境を左右し、植生や気候を形作っているということを意識してみると、普段目にしている風景の捉え方が一変します。

それは、具体的な植生の再生や、森林環境の改善にも役立つ視点ですが、同時に自然の持つ複雑で緩やかなシステムを、体感的に理解していくきっかけにもなると考えます。

こうした〈 見えない環境 〉について科学的視点から理解を深める過程は、幼少期に北カリフォルニアで体感していた自然理解。
例えば、乾季と雨季の移り変わり。春に日々ニジマスを釣り、泳いでいた大きな川が夏に向け徐々に干上がり、緑色の草原は黄金色に変化していく風景を思い出すことと同義でありました。

そのような感覚を色彩や素材使い、ディテールワークへ、より抽象化されたコレクションのムード、衣服から広がる空間性へと落とし込むことを試みたシーズンです。

(ブランドプレスリリース引用)

 

 

 

そして、10回目となるシーズンから新しい提案として発表されたCollection 000。

” 自然と人間の関係性 “ という変わることのない題材を、過去10回のコレクションで様々なコンセプトを通して追求してきました。

各シーズンのコンセプトを強く表現したピースは常に更新されていく一方で、私たちの考える現在、そして未来へ向けた日常着としてのワードローブは大きく変わることなく作り続けられていることに気が付きました。

これらのワードローブを纏う人物像を通し、各シーズンのコンセプトとは異なるアプローチで提案される、ひとつのスタイルとして” 自然と人間の関係性 “ を感じ取って頂けたら嬉しく思います。

(ブランドプレスリリース引用)

 

 

実際にコレクションをご覧になる前に、シーズンのコンセプトを知っていただくことで、amachi.の作る服の良さがより強く伝われば嬉しく思います。

明日1/16(日)より店頭でご覧いただけます。

 

キヨハラ

 

Posted by:chikaramachi lab.