1974年のカンヌ国際映画祭。
ジェーン・バーキンは、大胆なドレスにかごバッグ。
そして、タバコをくわえたセルジュ・ゲンズブールが着ているのは、『renoma』のスモーキングジャケット。
renoma25SSコレクションは、この60年代から受け継がれるスモーキングジャケットスタイルを、未来に向けたアプローチで展開しています。
S.G.
Color : Black
タキシードクロスではなく、パンチングウルトラスエード。光沢のあるピークドラペルも人工皮革で作られています。
やや厚みがあり特有のハリ感から、エレガントなドレープというより、服地でなないような立体感。
素材の特性をいかした、つき合わせ縫製、断ち切り、身頃と一体化した上襟やポケット。
今までに見たことのない、フューチャリスティックな佇まいのスモーキングジャケットです。
J.B.
Color : Black , White
インナーは何をあわせてもいいのですが、renomaの今シーズンの提案はシャツではなく、タンクトップやTシャツをあわせたスタイル。
このJ. B.は、ただのタンクトップではありません。
身幅はたっぷりとってあるけれど、シームを背中にもってくることで、前からは見たシルエットは思いのほかすっきり。
また、ネックとアームホールは太いバインダー仕様になっており、アンダーウェアの枠にはおさまらない存在感。
ジャケットを脱いでも、そのまま”服”として成立するパターンワークとデザイン。
素材は、やや厚手のジャージーで、白でもほとんど透けません。
心地良いタッチは、オーガニックコットンのなかでも、頭にロイヤルがつく最高なもの。
S.G.にやさしく包まれるのは、やはりJ.B.がしっくりくる。
B.G.
Color : White
M.R.
Color : White
renomaの創業者であり、フォトグラファーとしても活動していたモーリス・レノマ氏の撮った写真にデザインを加えたプリントT。
ボディもオリジナル。こちらはJ.B.より薄手ですが、素材は同じロイヤルオーガニックコットン。
毛羽も少なくシルキーなタッチと品のいい光沢感があります。
L.G.
Color : White
何かの時に使われていた”RENOMA”のフォントのRと、それをReverseしたRを横にならべ、ネック下に配したデザイン。
チャーミングな”R”をVゾーンから覗かせても素敵です。
S.G.には、K.B.やB.G. そしてL.Gも。もちろんいいですね。
実はジャケットの組下のパンツもあったのですが、ありがたいことにこのブログ作成中に完売。
カッコよくレノマを着てくださっている、チャーミングおじさまのもとに行くことになりました(笑)
ありがとうございます!!
L.D.
Color : Black
ライトなウルトラスエードのショーツ。
センタークリースの入る位置で、つき合わせ縫製を入れたサイドシームのないつくり。
説明が長くなりそうな細かい仕事がされたアジャスター。
オーバーショーツとしてパンツの上からレイヤードするユニークな使い方もできます。
renoma
M-1940 – BRASS
Les Halles
HUSBANDS
ZIPPED BOOTS – Box Calfskin
このスタイルだと、くわえるのはゴロワーズではなく・・・アイコス?
キヨハラ