最近のシバタは、先日のブログで紹介していたTOKYO SANDALのダブルモンクサンダルがお気に入りの様子。私キヨハラは、同じダブルモンクサンダルでも、去年から愛用しているこちらがお気に入りです。

 

 

 

F.LLI Giacometti
W-monk Strap Sandal – SCOZIA / FG330
Color : Brown

 

修道士が履いていた靴が起源のシングルモンクとは違い、ダブルモンクはウィンザー公のためにジョン ロブの2代目であるウィリアム・ロブ氏が作ったのが起源だそうです。ダブルモンクの”ウィリアム”は同社の代表的なモデルでありますね。フォーマルシューズではありませんが、フルブローグほどカジュアルではなく、ドレスシューズの洗練された優美さをもあわせもちます。ジャコメッティの作るこのサンダルは、そのようなダブルモンクシューズの洗練された優美さを保ったまま、サンダルへと変貌を遂げた秀作。踵があるのでフィット感はさほど変わりませんが、トゥとアウトサイドをオープンにし、マッケイ製法を用いることで開放感や軽快さがあり、これからの夏の涼しげな装いともよく合います。

 

 

 

アッパーにはフランス・デュプイ社のスコッチグレイン。ウィリアム・ロブ氏がダブルモンクを考案する際のインスピレーションの1つがカントリーシューズだったそうで、このサンダルがブラウンのスコッチグレインを纏うのは自然な流れのよう感じます。型押しレザーですので、はじめは少し硬さを感じますが、もとは上質なカーフゆえに足に馴染めば気にならなくなります。また、スコッチグレインはキズがつきにくく、タフですのでそこまで気を使わなくても大丈夫です。

 

 

 

右が一年ほど履いた私物。そこまでダメージはなく、作りが非常にタフなことを実感しています。多少色が抜けた感じがしますが、クリームを入れてやれば新品に近い色になると思います。

 

 

 

二本のストラップを繋ぐ緩やかなスクエアライン、燻した表情の控えめなローラーバックル、アッパーと同素材があしらわれたオープンになっている部分のインソ-ルの縁など、これらのような細部に至る色気のバランスや丁寧なモノづくりは流石。

 

 

 

様々なボトムスとだけではなく、ソックスとの相性もいいです。通常の靴とは異なる見え方をするので、無地、カラー、パターンものなど、スタイリングにあわせてソックスを選ぶのが楽しくなります。

 

 

 

変化球で5本指ソックスなんかも。これはジャコメッティ代理店代表秋山さんの真似です。見た目がユニークなうえに指の間も蒸れにくく実に快適。

 

 

 

もちろん素足でもよくて、最近はプレスしてない洗いざらしのウールパンツに素足での合わせをよくしています。邪道と思われるかもしれませんが、上品なサンダルですのでこういったかたちで崩すのも面白いかと。

 

サイズ感については、足の形に個人差がありますので一概には言えませんが、捨て寸のない設計になっていますのでハーフサイズもしくはワンサイズ上げた方がよろしいかと思います。普段選んでいるサイズだと指先がはみ出る可能性が。大きくて参考になりにくいかもしれませんが、私はジャコメッティーの木型LUIGINO DONNAを使用したローファーは43H、このダブルモンクサンダルは44を履いております。

 

話は戻りますが、ウィンザー公はダブルモンクをツイードの3ピーススーツなどと合わせて履いていたそうで、私の勝手な想像ですが、ウィンザー公がロブ氏に依頼したオーダー内容は、「普段からガシガシ履きたいけどフルブローグのカントリーシューズは、なんかもう”古”ブローグな感じがしちゃうから、もっとカッコよくて洒落た普段履き作ってよ!」みたいな感じだったのではないでしょうか。笑

このサンダルも特別な時に履く高級サンダルというよりは、普段履きのサンダルのランクを1つ2つ上げてくれる現代に生まれた新しいサンダルというような感じでとらえていただけたらと思います。

ぜひ、ご検討くださませ。

 

 

キヨハラ

 

 

 

Posted by:higashisakura