kink

寒い日が増えてコートやニットなどを着る機会が増えてきましたね。
そうなってくると何気に合わせたいものが変わってくるのがバッグではないでしょうか。
そこで今回は【AMIACALVA】をご紹介します。

AMIACALVA（アミアカルヴァ）・・・数百万年もの間姿を進化させず長い年月を旅し続ける古代魚
デザイナー加藤一寛氏が手掛ける、進化する必要の無いアミアカルヴァのような完成された姿（デザイン）と順応力（機能性）を追及したものづくりを目指すブランド。

バッグといえば道具的要素も求められることから特に日本のブランドでは機能、使い勝手を考慮したものづくりが多い中で、アミアカルヴァはデザイナー自身がバッグ製作に携わることで気づく必要なことと不要なことを見極め、そこから生まれるある種のもの足りなさが抜け感を表現し、ひいてはミニマルデザインとも呼べる美しいプロダクトになっています。

そんな中、今回2つのシリーズをピックアップしました。

こちらは迷彩の下からチェックが浮かび上がるユニークな素材のバッグシリーズ。カモフラージュ柄がプリントされた生地とチェック柄の生地をニードルパンチ加工で張り合わせたものですが、それにより裏側のチェック柄が表に引っ張り出されてうっすらと浮かんでくるのです。また起毛感も表れるのでウール生地のような表情になり季節的にもいい感じです。加えてとても軽いんですよ！

こちらは一目で特徴のわかるオーストリッチを贅沢に使用したシリーズ。植物タンニンだけで鞣した染色していないいわゆるヌメ革のオーストリッチは珍しい素材になり、経年変化が楽しめます。またオーストリッチは柔軟性が高くとても丈夫で、牛革より丈夫なんですよ！
なおデザイナー自身が革を選んで裁断しているのですが、クイルマークのあるところとないところを意識的に使用しているところも面白く、フェイクではない、天然のもつ特徴的な表情はやはり美しいと思います。

バッグをそれぞれ持ってみました。
まずはPLAID CAMOのシリーズ。

AMIACALVA
NEEDLE PUNCH PLAID CAMO TOTE [T]